来店・来場促進

来場特典でイベントを成功させる完全ガイド!期待できる効果と選び方のコツ

公開日:2025.05.19 | 更新日:2025.05.19
来場特典でイベントを成功させる完全ガイド!期待できる効果と選び方のコツ

来場特典とは?準備する目的やメリットを解説!

来場特典とは、イベントや展示会、ショールームなどの来場者に対して、企業や主催者が提供するプレゼントやサービスのことです。

来場特典は「来場プレゼント」「入場者特典」「来場記念品」などとも呼ばれ、来場者の興味関心を高める重要な要素として広く活用されています。時には「先着100名様限定」や「期間限定」などと条件を設けることで、限定感を演出するケースもあります。

来場特典を提供する主な目的と狙い

来場特典を提供する目的は主に以下の5つが挙げられます。

目的 狙い
集客力の向上 事前の告知を行い、イベント全体の集客数を底上げする
顧客情報の収集 アンケート回答と引き換えに特典を提供し、マーケティングデータを収集する
来場者満足度の向上 特典を通じて来場の価値を高め、満足度を向上させる
競合との差別化 独自の魅力的な特典を用意し、競合イベントとの差別化を図る
ブランド認知の拡大 自社サービスのオリジナルロゴ入り特典を配布し日常で使ってもらうことで、ブランド認知を広げる

来場特典は単なるプレゼントではなく、マーケティング戦略の一環として捉え、それぞれの目的に合わせた特典の内容や配布方法を工夫することが大切です。

来場特典が使われる場面

来場特典はさまざまな場面で活用されています。それぞれの場面や来場者のニーズに合わせた特典設計が重要です。特に初めての試みやリピーター獲得を目指す場合は、来場特典の質や内容にこだわることで大きな差をつけられることがあります。

 

示会・イベント
展示会やイベントでは、来場者に対してノベルティやギフトカードを配布することで、来場者の関心を引きます。

 

宅展示場
マイホーム検討者の来場促進のため、日用品やギフトカードなどを特典として提供します。家族連れを意識した特典も人気です。

 

企業セミナー
参加者に対して実用的な文房具、ギフトカードなどを提供します。

来場特典を配布する5つのメリット

来場特典の配布には多くのメリットがあります。

 

1. 集客力の向上

魅力的な特典は「これが欲しい」という動機付けとなり、来場者数の増加につながります。

 

2.来場者とのコミュニケーション促進

特典を手渡しすることで、自然なコミュニケーションが生まれ、製品説明や質問対応などの機会が増えます。

 

3.来場者データの獲得

特典と引き換えに来場者の情報を回収することで、マーケティングに活用できる貴重なデータを得ることができ、後日のフォローアップも行うことができます。

 

4.SNSでの拡散効果

魅力的な特典は来場者によってSNSで紹介されることが多く、間接的な宣伝効果が期待できます。

 

5.ブランドの印象強化

特典を通じて企業やイベントのイメージを強化し、ブランド認知度の向上につながります。

 

来場特典はコストがかかるものですが、上記のようなメリットを考えると、適切に設計・実施することで投資以上の効果が期待できます。特に長期的な顧客関係構築の視点では、単なる集客以上の価値を生み出すことができるでしょう。

来場特典の種類と期待できる効果

来場特典を選ぶ際は、ターゲット層やイベントの目的に合わせることが重要です。

例えば、ビジネス向けイベントでは実用的なアイテムが喜ばれる一方、エンターテイメント系イベントでは、記念になるものが好まれる傾向があります。

限定感のある特典

限定感のある特典は、来場者に特別感を与え、高い満足度につながります。「ここでしか手に入らない」という価値は、来場のモチベーションを高める強力な要素となります。

特典の種類 具体例 告知ポイント
限定デザイングッズ イベント限定デザインのトートバッグ、Tシャツ 「この日限り」「会場限定」の表記を入れる
コラボレーション商品 人気キャラクターとのコラボグッズ 有名ブランドやキャラクターとのコラボを強調
数量限定アイテム 先着100名様限定オリジナルバッジ 数量や期間を明示して希少性を演出
限定体験 VIP席へのアップグレード権、特別エリアへの入場券 一般参加者とは異なる特別体験を提供
オリジナルギフトカード イベント限定デザインの入ったギフトカード 「ここでしか手に入らない」の表記を入れる

限定感のある特典を準備する際は、なぜそれが「限定」なのかを明確に伝えることが重要です。

例えば「今回のイベント限定デザイン」「先着〇〇名様のみ」「会場でしか手に入らない」など、具体的に示すことで価値が高まります。

また、SNS映えするデザインや写真を撮りたくなるような工夫があると、参加者自身による拡散効果も期待できるでしょう。

実用性が高い日用品や消耗品

日常で使える実用的なアイテムは長期間にわたって使用されるため、ブランドの認知度向上に効果的です。特に、消耗品は使い切った後も再購入のきっかけになる可能性があります。

 

文房具類
ボールペン、メモ帳、付箋、クリアファイルなどはオフィスワーカーや学生に人気があり、ロゴや企業名が日常的に目に触れる機会を作れます。

 

生活雑貨
エコバッグ、タオル、マグカップなど、日常生活で頻繁に使用されるアイテムは実用性と宣伝効果を両立できます。

 

季節商品
夏なら扇子やうちわ、冬なら使い捨てカイロなど、季節に合わせた商品はすぐに使ってもらえる可能性が高く、効果的です。

 

消耗品
ハンドソープ、洗剤、ティッシュなど、日常的に消費する商品は使い終わった後の再購入にもつながりやすいです。

 

スマホグッズ
スマホスタンドやモバイルバッテリーなどスマホ関連の便利グッズは、特に若い世代に喜ばれる傾向があります。

 

実用的なアイテムを選ぶ際は、品質にも注意しましょう。低品質なものを提供すると、かえって企業イメージを損なう可能性があります。
また、ターゲット層の日常生活を想像し、本当に使ってもらえるものを選ぶことが重要です。

食品・スイーツ

食品・スイーツ系の特典も高い人気があります。家族や同僚と共有できることも特徴のひとつです。

人気の食品・スイーツ特典

種類 具体例 選ぶ際のポイント
高級ブランドスイーツ 有名パティスリーのマカロン、老舗和菓子 普段は自分では買わないような特別感のあるものを選ぶ
季節限定品 夏の贈答用ゼリー、冬の焼き菓子セット 季節感を演出し、旬の美味しさを提供する
個包装のお菓子 プチギフトセット、アソートクッキー 持ち帰りやすく、家族や職場で共有しやすいものを選ぶ
ドリンクチケット 有名店のコーヒーチケット 人気があり、店舗数の多いものを選ぶ

食品・スイーツを特典にする際の注意点としては、アレルギー情報の明示や賞味期限の管理が挙げられます。また、持ち帰りの際に潰れたり溶けたりしないよう、パッケージにも配慮が必要です。

特に暑い季節には、チョコレートなどの溶けやすいものは避け、ゼリーなどの爽やかなお菓子が喜ばれるでしょう。

ギフトカードや割引券

ギフトカードや割引券は使い勝手がよく幅広い方に喜ばれる特典です。年齢や性別を問わず喜ばれる特典は、多様な来場者がいるイベントに最適です。特に電子マネーやギフトカードは、受け取った方が対象の店舗やインターネットショッピング等で自由に使えるため、多くの方にとって魅力的な特典と言えるでしょう。

 

電子マネー・ギフトカード

自分の好きなものに使える電子マネーやギフトカードは、選択の自由があるため満足度が高い特典です。例えば、QUOカードやAmazonギフトカードなどが人気です。

 

商品割引券・体験チケット

次回の来店や商品購入に使える割引券を配布することで来場者がリピーターとなる可能性が高まります。

来場特典のスムーズな配布手順を解説!

適切な配布方法を選び工夫を凝らすことで、混雑の緩和や来場者とのコミュニケーション機会の創出にもつながります。また、特典を通じた来場者データの収集やマーケティング活動への展開も可能になります。

ここでは、来場特典を配布する際の手順やポイントについて解説します。

特典の配布手順

来場特典の配布は、事前の準備から配布まで、一連の流れを計画することが重要です。

・配布計画の策定

1.  来場予測数の把握と特典数の決定

2. 配布スタッフの人数と配置の決定

3. 配布タイミングと場所の設定

4.    特典の搬入・保管場所の確保

 

・来場者への告知

1.  告知時に特典の内容や条件を明示

2.  SNSなどでの事前告知による集客促進

3. 配布方法や条件の明確な説明準備

 

・当日の受付設定

1.  受付または配布場所の明確な表示

2. スムーズな誘導のための案内表示の設置

3. 受付票やアンケート用紙など必要書類の準備

 

・効率的な配布プロセス

1.  来場確認の方法(QRコード読み取り、受付表など)

2. 特典引き換え条件の確認(アンケート回答など)

3. 円滑な特典の手渡しまたは引き換え方法

 

・在庫管理と調整

1.  定期的な配布数と残数の確認

2. 予想以上の来場者があった場合の対応策

3. 特典がなくなった場合の代替案準備

 

・配布

1.  未配布の特典の管理

2. 特典を通じた顧客とのコミュニケーション継続

3. 改善点の洗い出し

 

特に注意すべき点として、特典を配布する際の混雑対策が挙げられます。人気の特典の場合、配布場所に人が集中することがあるため、時間帯によって配布場所を分散させたり、整理券を活用したりするなどの工夫が必要です。
また、特典がなくなった場合の対応や予想以上の来場者があった場合の代替案も、事前に検討しておくことが望ましいでしょう。

来場特典を選ぶ際のポイントとは?

適切な特典を選ぶことで、来場者・来店者数の増加や満足度の向上が期待できます。ここでは、効果的な来場特典を選ぶ際の重要なポイントを紹介します。

特典選びにおいては、イベント目的やターゲット層を明確にした上で、コストと効果のバランスを考えることが基本です。また、特典はイベント全体のイメージを反映するものでもあるため、企業やイベントのブランディングとの一貫性も重要な要素となります。

ターゲット層やイベントテーマに合わせる

来場特典は、ターゲット層の特性やイベントのテーマに合わせて選ぶことで、その効果を最大化できます。

ターゲット層の年齢、性別、職業、興味関心などを考慮した特典選びが重要です。

ターゲット層 効果的な特典例 選定理由
ビジネスパーソン ボールペン、付箋、クリアファイル 仕事で実際に使える実用的なアイテムが喜ばれる
主婦層 エコバッグ、キッチン消耗品 日常生活で役立つ実用性の高いものが好まれる
学生 文房具セット、ドリンクチケット 学生が日常で使いやすいものが好まれる
ファミリー層 親子で使えるグッズ、お菓子セット、遊べるアイテム 家族で共有できる、子どもが喜ぶものが人気
シニア層 健康グッズ、読書補助アイテム 品質の良さと実用性を重視した選定が効果的

コストパフォーマンスを意識する

限られた予算内で最大の効果を得るためにコストパフォーマンスを意識した特典選びが重要です。単に価格の安いものを選ぶのではなく、コストと効果のバランスを考慮しましょう。

 

コストパフォーマンスを高める方法

 

・数量と単価のバランスを取る

イベントの規模や予算に応じて、配布数と単価を調整します。全員に配るものは単価を抑え、抽選や先着など限定特典は少し豪華にするなどのメリハリをつけると効果的です。

 

・一括発注によるコスト削減

類似のイベントが複数ある場合や、年間を通じて使用する特典は、まとめて発注することでコストダウンが可能です。印刷や制作に関わる初期費用も削減できます。

 

・シンプルでも質の良いものを選ぶ

デザインや機能をシンプルにすることでコストを抑えつつ、素材や作りの質を確保するというアプローチも有効です。安っぽい印象を与えないよう、品質には妥協しないことが重要です。

 

・複数の見積もりを比較する

同じ特典でも、複数の業者から見積もりを取ることで、コストを最適化できる可能性があります。ただし、品質や納期にも注意を払いましょう。

 

・既存商品へのオリジナル要素追加

完全オリジナルの制作よりも、既存の商品にロゴやメッセージを印刷するほうがコストを抑えられます。それでいてオリジナル感を出すことも可能です。

 

コストパフォーマンスを考える際は、特典が使われる頻度や機会も考慮しましょう。毎日使われるようなアイテムであれば、やや単価が高くても長期的な広告効果を考えると費用対効果が高いケースもあります。

配布・在庫管理が容易なものを選ぶ

実務面での負担を軽減するためには、配布や在庫管理が容易な特典を選ぶことも重要です。特にスタッフが限られている場合や多数の来場者が予想される場合は、この点を考慮すべきです。

 

配布・在庫管理の負担を減らすポイント

 

・サイズと重量

特典が大きく重いと、運搬や保管に手間がかかります。コンパクトで軽いアイテムは取り扱いが容易です。特にイベント会場が広い場合や、移動が多い場合は考慮すべき要素です。

 

・保管条件

温度や湿度に敏感な商品(食品や電子機器など)は、特別な保管条件が必要になることがあります。保管環境に制約がある場合は、常温保存可能なアイテムを選ぶと安心です。

 

・包装・梱包

個別包装されているものは配布がスムーズですが、過剰包装は環境面での懸念があります。配布のしやすさと環境への配慮のバランスを取りましょう。

 

・賞味期限・使用期限

食品類や一部の化粧品・日用品などは期限管理が必要です。期限が短いものは、余剰品の処理が課題になる可能性があります。

 

・数量管理のしやすさ

同じサイズ・形状のアイテムをまとめて管理できると、在庫確認が容易です。種類が多すぎると管理が煩雑になるため注意が必要です。

 

また、最近では物理的な商品ではなく、QRコードで受け取れる電子マネーやデジタルクーポンなどの特典も増えています。これらは在庫管理や配布の手間が大幅に削減できるメリットがあります。

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来場特典を用意するなら選べるe-GIFTがおすすめ

選べるe-GIFTは、受け取った方が好きな交換先を選んで利用することが可能なデジタルギフトサービスです。

ギフトURLを必要な数量のみ発行することができるため在庫管理不要でメールやSMSなどで送信するだけで、すぐにギフトを贈ることができます。

豊富な交換先をご用意

電子マネー(PayPayマネーライト、auPAYなど)や食事券(吉野家デジタルギフト、モスカードなど)を含む最大●●種類の豊富な交換先があり、法人企業様が来場者の特性やイベントの目的に合わせて、交換先のラインナップを自由に決めていただくことができます。
来場者が好きな商品を選んで受け取ることができるため、満足度が高まります。

QRコード付きのカードタイプも手配可能

選べるe-GIFTには2種類の配布方法があります。
一つはギフトURLをメールやSMSで送付するだけでギフトの送付が完了する「デジタルタイプ」、もう一つはギフトURLをQRコード化したものを印刷して納品する「カードタイプ」です。
会場内で直接ギフトを手渡ししたい場合は、カードタイプがおすすめです。

 

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